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蹄骨 : ウィキペディア日本語版
蹄骨[ていこつ]

蹄骨(ていこつ、または)は、前肢・後肢の末端にを持つ哺乳動物骨格を構成するのひとつ。四肢の最も体重の掛かる部分にある骨で、蹄の内側に内包されている。
ウマの場合、四肢の指骨は第3指(ヒト中指にあたる)のみで構成され〔蹄骨 - 馬の前肢骨格事典、JRA競走馬総合研究所〕、上から繋骨冠骨・蹄骨の3つ、および2つの種子骨で構成されている。蹄骨は最も先端であることから末節骨()や第3指骨または第3趾骨(、P3)とも呼ばれる〔図説 馬の骨格・前肢 - 馬の前肢骨格事典、JRA競走馬総合研究所〕〔まるごとわかる競馬の事典 (2000 著者: 鈴木和幸 出版: 池田書店 ISBN 4-262-14472-0)〕。
蹄骨はウマ、特に競走馬骨折しやすい箇所のひとつで〔〔末節骨々折 - 馬の前肢骨格事典、JRA競走馬総合研究所〕、また蹄骨炎()という炎症も起きやすい。これらはしばしば蹄葉炎の原因ともなる。骨折は同じ競走馬でもサラブレッドよりもスタンダードブレッドで発生しやすく、また後肢よりも前肢のほうが発生しやすい〔。骨折した場合は連尾蹄鉄や側鉄唇付き蹄鉄といった治療用蹄鉄を用いて補助し、6ヶ月以上の休養を宛がう必要がある〔。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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