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身の毛立[みのけだち] 身の毛立(みのけだち)身の毛たち、身の毛よだつ〔『妖怪大集合!!』南丹市立文化博物館 2008年 17頁〕は、日本の妖怪絵巻に描かれている妖怪。 == 概要 == 短い毛の多数生えた身体で、口を突き出した横向きの上半身の姿で描かれている。国際日本文化研究センター所蔵の『化物尽絵巻』や国立歴史民俗博物館所蔵の『化物絵巻』〔、『百物語化絵絵巻』(1780年)〔湯本豪一『かわいい妖怪画』 東京美術 2015年 22頁 ISBN 978-4-8087-1005-7〕にも描かれている。解説文などは一切なく、どのようなことをする妖怪であるのかは絵巻物にも示されていないため詳細は不明である。 江戸時代の随筆『嬉遊笑覧』に引かれている古法眼元信が描いた「化物絵」に描かれていたとされる妖怪の中には「身の毛たち」という名称が確認できる。 熊本県八代市の松井文庫に所蔵されている妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』では同じ形状の妖怪がじゅうじゅう坊(じゅうじゅうぼう)という名前で描かれている〔たばこと塩の博物館 編『武家の精華 八代・松井家の美術工芸』2002年 105-110頁 ISBN 4-924989-19-3〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「身の毛立」の詳細全文を読む
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