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軌道姿勢制御システム[きどうしせいせいぎょしすてむ] 軌道姿勢制御システム(きどうしせいせいぎょシステム Orbit attitude and maneuvering system,OAMS)はアメリカ合衆国のジェミニ宇宙船における軌道上での軌道変更/姿勢制御のためのロケット推進システム。 OAMSは16基のスラスターで構成されており、宇宙船操縦のため、各方向に向けて固定ノズルが取り付けられている。推進剤はヒドラジン/四酸化二窒素であり、二液を混合しただけで発火するハイパーゴリック推進剤を用いている。8基の推力100ポンドのスラスターと8基の推力25ポンドのスラスターの組み合わせとなっている。これらの出力を操作することにより、宇宙船のロール・ピッチ・ヨー操作を行い、軌道変更も行なう。ただし、推力100ポンドのスラスターのうち2基は1962年に85ポンドに減出力された。 1966年のジェミニ8号ではOAMSの故障により、姿勢制御が困難となり、宇宙飛行の中止を余儀なくされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「軌道姿勢制御システム」の詳細全文を読む
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