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非肺臓気流機構[ひはいぞうきりゅうきこう]
非肺臓気流機構(ひはいぞうきりゅうきこう)または非肺気流機構(ひはいきりゅうきこう)とは、言語音を作るための気流を起こす方法のうち、肺以外の器官で気流を起こすものの総称。喉頭を動かして気流を起こす「喉頭気流機構」と、軟口蓋と舌で気流を起こす「軟口蓋気流機構」とがある。 == 喉頭気流機構 ==
===調音過程=== 声道内で喉頭より上のどこかと声帯の2か所に閉鎖を作り、 * 喉頭全体を上に動かすことによって口腔内の空気の圧力が高められ、外との圧力差によって口腔内の閉鎖が開放され、気流が中から外へと生じる。これによって作り出される子音を「放出音」という。調音方法には破裂音と摩擦音がある。 * 喉頭全体を下に動かすことによって口腔内の空気の圧力が低められ、外との圧力差によって口腔内の閉鎖が開放され、気流が外から中へと生じる。これによって作り出される子音を「入破音」という。調音方法は破裂音のみである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「非肺臓気流機構」の詳細全文を読む
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