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転売屋(てんばいや)または転売師(てんばいし)とは、転売行為を行う者の意。 == 概要 == 主に数量が限定されるなどの入手困難な商品を転売目的で大量に購入し、インターネットオークション等で高値で販売することを生業・趣味とした人々を指す。 原則として、転売目的で手に入れた物を売却し営業を行う者は古物営業法に規定される許可を受ける必要がある。外国人が在留資格に反する形で転売を職業とした場合は出入国管理法違反で逮捕された例がある〔消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス 産経新聞 2014年10月27日〕。 主に以下のものが転売屋による転売対象となりやすい。 ; 有料チケット : 人気ミュージシャンやアイドルの公演チケットや人気イベントの入場チケットなどを転売目的で大量に買い占める。ダフ屋にあたる行為で、迷惑防止条例違反や物価統制令違反などで逮捕されるケースも存在する。 ; 限定・記念商品 : コミックマーケットやワールドホビーフェスティバルなどの、いわゆるおたく向けのイベントや、人気ミュージシャンやアイドルのライブなどの会場で販売される「会場限定商品」を転売目的で購入する。人気が予想される商品は、販売側が購入制限をしているが、転売屋が複数人のアルバイト(並び屋、買い子などと呼ばれる)を雇って買い占めを行う場合もあり、イベント主催者が問題視した〔ワンダーフェスティバル2004夏ガイドブック 参考 〕こともある。 : 商品自体に希少価値がなくとも、年始に販売される限定販売の福袋などは、販売価格に対して転売価格が上回ることを期待して買い占める〔中国人が福袋を転売目的で買い占め、日本人が迷惑している 〕。 : 一般市販品では、漫画やアニメの限定商品をインターネットショッピングで大量に個別注文し、ショップを倉庫代わりにして転売行為を行っていた事例があり、ショップ側が転売屋と見られる顧客に対して警告を送った例もある。 : 2014年に東京駅にて販売された「東京駅開業100周年記念Suica」が、当日の購入希望者の殺到・混雑により販売中止となった際、転売目的の購入者が10万円〜20万円もの高額で転売する事例が相次いだ。 ; 希少性・話題性のある新製品 : 人気商品または人気が予想される商品の場合、製造や流通の関係で通常の販売でも在庫が少ない場合がある。それら人気商品を買い占め主にネットオークションを利用して高値で転売を行う。人気ゲーム機・玩具などが狙われやすく、海外から仕入れにやってくる転売屋も存在する。特典付きの雑誌なども転売の対象とされる。 : 1996年の『たまごっち』、2014年の『妖怪ウォッチ』の玩具・特典付き劇場前売り券など、ブームの過熱に伴う転売が問題となった事例はたびたび起こっている。 : 2007年4月には、転売目的で量販店から大量に仕入れたゲーム機を、海外に輸出したことを装って消費税の不正還付を受けていた業者が逮捕されている〔朝日新聞 2007年4月14日付け 参考 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「転売屋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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