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変身物語[へんしんものがたり]
『変身物語』(へんしんものがたり)は、古代ローマの詩人オウィディウスによるラテン文学の名作。神話原典のひとつである。『転身物語』(てんしんものがたり)や、原題(ラテン語)のまま『メタモルポーセース』(''Metamorphoses'' )などとも呼ばれる。 == 概要 == 15巻で構成されており、ギリシア・ローマ神話の登場人物たちが様々なもの(動物、植物、鉱物、更には星座や神など)に変身してゆくエピソードを集めた物語となっている。 中世文学やシェイクスピア、そしてグリム童話にも大きな影響を与えた。ナルシストの語源ともなった、ナルキッソスが呪いにより自己愛に目覚め、やがてスイセンになる話、そのナルキッソスを愛するエコーが木霊になる話、蝋で固めた翼で空を飛んだイカロスが墜落死する話、アポローンに愛されるもゼピュロスの嫉妬によりアポローンの投げた円盤に当たって死んでしまうヒュアキントスがヒヤシンスの花になる話など、有名なエピソードも本作に収められている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「変身物語」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Metamorphoses 」があります。
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