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輝汐 : ウィキペディア日本語版
KKS-1

KKS-1(Kouku Kosen Satellite-1)は東京都立航空工業高等専門学校の学生が作成した超小型衛星2009年1月23日H-IIAロケット15号機によってピギーバック方式で打ち上げられた。愛称は輝汐(きせき)。
== 概要 ==
2004年4月に開発が始まり、2008年12月に完成した。固体火薬レーザー着火する超小型スラスタを搭載し(世界初実証)、そのほかにもリアクションホイール、地球撮影用CMOSカメラを搭載していた。
愛称が一般公募され、地元の中学生が応募した「輝汐」が採用された。奇跡、軌跡をかけ、さらにキャンパス周辺地が汐入だった。
JAXAのH-IIA15号機の相乗り衛星に選ばれ、2009年1月23日に打ち上げられた。14時ごろ大阪府立大学の地上局でKKS-1の電波が受信される。しかし、電波は受信できたものの通信の不具合があり、地上から衛星を操作できない状態が続いている。打ち上げわずか3日後に交信途絶によりコントロール不能となったこのトラブルは、検証の結果コンピューターの誤動作が原因であると判明した〔4基の衛星トラブル、次は教訓生かす(宇宙開発情報) 〕。しかしながら2010年11月現在も運用中であり、通信復旧後にはスラスタによる姿勢制御、地球撮影といった本来のミッションを実行する予定である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「KKS-1」の詳細全文を読む



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