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辰巳の辻占[たつみのつじうら] 辰巳の辻占(たつみのつじうら)は、古典落語の演目のひとつ。同演題では東京落語で広く演じられる。この項では、同演題のもととなった上方落語の辻占茶屋(つじうらぢゃや)についても記述する。 == 概要 == 『辻占茶屋』の原話は、上方の初代露の五郎兵衛が1705年(宝永2年)に出版した笑話本『露休置土産』の一編「心中の大筈者」。下座からの歌付きのハメモノ(=BGM)が噺運びに重要な意味を持ち、口演の際は演者と囃子方とで呼吸を合わせることが必要となる。主な演者に5代目桂文枝らが知られる。 『辰巳の辻占』は、上方の『辻占茶屋』を明治初期に東京落語へ移植したもの。現在地名となっている「辰巳」は、同演目では深川の岡場所(あるいは洲崎の遊廓)の隠語として用いられている(深川は江戸の町中から辰巳=南東の方角にあたる)。主な演者に4代目橘家圓喬、3代目桂三木助、10代目金原亭馬生らが知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辰巳の辻占」の詳細全文を読む
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