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農本思想[のうほんしそう]
農本思想(のうほんしそう)とは、東アジア諸国で発展した「農は国の本」とする社会思想である。「農本主義」( - しゅぎ)とも称し、近現代の日本で発展した同様の思想を包括する場合もあるが、ここでは主として、前近代の中国・日本における思想について述べる。 == 概要 == 東アジアにおいて農本思想が発達した背景には、近代農業以前において農業生産は極めて不安定であり、農作物の不作がしばしば発生したことが関わっている。不作は食料品の価格上昇につながり、場合によっては飢饉や流民その他社会不安を惹き起こす可能性もあった。従って、国家・社会にとって食料の確保は重要な課題であり、その死命を制するものであった。そこに農業を保護する事を重視する政治・経済思想が現われるようになったのである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「農本思想」の詳細全文を読む
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