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辻二郎 : ウィキペディア日本語版
辻二郎[つじ じろう]

辻 二郎(つじ じろう、1927年5月11日 - )は、日本化学者東京工業大学栄誉教授。滋賀県出身。
パラジウム触媒を用いた有機合成反応の先駆者。世界で最初にパラジウム化合物を用いる炭素-炭素結合生成反応を発見し、中でも辻・トロスト反応は有名。最初の論文は Tsuji, J. et al. Tetrahedron. Lett. 1965, 4387. である。
== 経歴 ==
1927年滋賀県に生まれる。彦根工業専門学校(現滋賀大学)を経て、1951年京都大学理学部卒業。東レ基礎研究所研究主幹、東京工業大学工学部教授、岡山理科大学工学部教授、倉敷芸術科学大学産業科学技術学部教授を歴任。2011年東京工業大学栄誉教授。 Ph.D.(米国コロンビア大学)〔世界の化学者データベース 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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