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辻堂海岸[つじどうかいがん]
辻堂海岸(つじどうかいがん)は、神奈川県藤沢市辻堂地区の相模湾に面した砂浜。湘南海岸の一部を構成し、海水浴場(辻堂海水浴場)がある。 == 概要 ==
もともと辻堂の海岸は広大な砂丘地帯であり、松林が形成されていた〔『日本地名大百科』、小学館、1996年、ISBN 4-09-523101-7、p.745〕。1728年(享保13年)、江戸幕府はこの一帯を相州炮術調練場として砲術鍛練場に定めた。途中で時期は空くものの、明治と大正期には帝国海軍の演習場となっており、第二次大戦後は在日米軍の演習場として使用されていた。 辻堂海岸は1959年(昭和34年)に米軍から返還されて立ち入り自由となり、再び海水浴客が訪れるようになった。現在、海岸から辻堂駅までの道路である昭和通りは「サーファー通り」と呼ばれ、多くのサーフショップが並ぶ。一年を通してサーフィンの盛んな海岸であり、スポットの内「辻堂正面」は夏季には海水浴場となるため、浴場周辺のサーファーは注意が必要である。また投げ釣り客も多くキスやカレイ、ボラ等が釣れる。 海岸近くには13軒のおでん屋が入った「湘南クッキングセンター」(通称「おでんセンター」)がある。これは以前に江ノ島で営業していた複数の屋台が、1964年オリンピック開催を前にした1963年(昭和38年)に屋台は美観を損なうとして立ち退きを命じられ、現在の昭和通りに移転してきたものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辻堂海岸」の詳細全文を読む
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