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近鉄デ31形電気機関車 : ウィキペディア日本語版
近鉄デ31形電気機関車[きんてつで31がたでんききかんしゃ]
近鉄デ31形電気機関車(きんてつデ31がたでんききかんしゃ)は、かつて近畿日本鉄道に在籍した電気機関車で、3両が製造された。
== 概要 ==

1948年(昭和23年)に三菱重工業が製造した運転整備重量40t級の箱型電気機関車で、大井川鉄道E10形電気機関車神戸電鉄700形電気機関車は同形機である。31 - 33の3両が製造され、31は伊賀線、32は名古屋線、33は南大阪線に配置された。3両とも狭軌用だったが、32は1959年の名古屋線改軌時に標準軌に改造され、デッキの手すりや空気だめの改造、移設が行われ自重が40.8tに増加した。33は1964年(昭和39年)、31は1971年(昭和46年)に養老線に転属して貨物列車の牽引に使用された。その後3両ともATS取り付けや前照灯の2灯式シールドビーム化といった改造が行われ、31と33には前面に入換用のステップが付けられた。
養老線に転属した31と33は、貨物列車の廃止により晩年は入換や除雪用として働き、2000年(平成12年)11月に廃車解体された。
デ32は1983年(昭和58年)に除籍された後、塩浜検修車庫の入換専用機となった。塗色がライトブルーとホワイトに塗り分けられ、2010年現在も稼動している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「近鉄デ31形電気機関車」の詳細全文を読む



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