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近鉄デ71形電気機関車 : ウィキペディア日本語版
近鉄デ71形電気機関車[きんてつで71かたちでんききかんしゃ]
デ71形は、かつて近畿日本鉄道に在籍した電気機関車である。
71の1両のみ存在した。
== 概要 ==
元々は1923年(大正11年)に藤永田造船所で製造された、南海鉄道ED5116である。
1944年(昭和19年)6月1日、関西急行鉄道と南海鉄道が合併、近畿日本鉄道となった後、南大阪線に転属となる。その後1947年(昭和22年)6月1日に近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道へ分離譲渡した際、旧・南海鉄道の車両も南海電気鉄道に譲渡される。しかし南大阪線に転属となっていたED5116はそのまま近鉄に残ることとなった。
その後、デ71に改番され、南大阪線古市工場(現・古市検車区。工場は1982年、五位堂検修車庫に統合され廃止)に移り構内入換用の機関車になる。1975年(昭和50年)に除籍された後も工場入換車として使用されたが、古市工場が五位堂検修車庫に統合された後に廃車となる。
車体は凸形、入換用のため目立つように、塗装は赤色(朱色)だったという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「近鉄デ71形電気機関車」の詳細全文を読む



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