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近鉄百貨店奈良店[きんてつひゃっかてんならてん]
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近鉄百貨店奈良店(きんてつひゃっかてんならてん)は奈良県奈良市にある百貨店で、近鉄百貨店の代表店舗の一つ。イオンモール株式会社が運営するショッピングセンター、ならファミリー内の核テナントである。面積は31,334m²〔「近畿日本鉄道 100年のあゆみ」近畿日本鉄道、2010年12月、〕。 == 概要 ==
ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)は奈良店出店にあたって、ダイヤモンドシティ運営の百貨店との共同ショッピングセンターを計画していたが、東京や大阪の百貨店に打診してみたものの名乗りを上げる百貨店はなく、唯一阪急百貨店のみが興味を示した。しかし、近畿日本鉄道は沿線に他社系列による百貨店が運営されることを嫌って、ジャスコとの合同出店を決定した。その結果、1972年(昭和47年)3月14日、旧奈良ファミリー(近鉄とダイヤモンドシティの合弁企業、ダイヤモンドファミリーが運営)の開業と同時に「奈良近鉄百貨店」として県内最初の大型百貨店として開店した。その後、近鉄本体から離れ、阿倍野店や上本町店とともに株式会社近鉄百貨店の奈良店となった。 1989年(平成元年)10月2日、奈良市内に奈良そごうが出店(2000年閉店。跡地はイトーヨーカドー奈良店となる)。旧店舗ではそごうとの競争に勝てないと判断、奈良ファミリーは建て替え、1992年(平成4年)11月14日、新生「ならファミリー」としてリニューアルオープンし、近鉄百貨店奈良店も装いも新たにオープンした。 その後、2000年(平成12年)12月25日に奈良そごうが閉店すると、地域一番店に返り咲いた。また、当店は近鉄百貨店の中でも阿倍野本店に次いで第2位の売上を誇る店舗であり、また市内唯一の百貨店であり、近隣のイオン系ショッピングセンター(イオンモール奈良登美ヶ丘、イオンモール高の原)との競合もあるため、当初の郊外型店舗のコンセプトからは離れ、都心型の店舗となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近鉄百貨店奈良店」の詳細全文を読む
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