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送襟絞[おくりえりじめ] 送襟絞(おくりえりじめ)は柔道の固技で絞技12本の1つである。絞技の中では基本的な技とされる〔斉藤仁 南條充寿 『柔道パーフェクトマスター』 新星出版社 2008年 ISBN 978-4-405-08624-1〕。 == 概要 == 右手で相手の首を絞める場合、まず、背後から左手で相手左脇の下から手を差し入れ相手左襟を下へ引き、襟の弛みをなくす。次に右手を首に回し弛みをなくした左襟をなるべく深く握る。最後に、左手を右襟に持ち替え、下に引きながら右手の手首を返して絞める。柔道の絞技では頸動脈か気管以外を絞めることを禁止されているが、この技は頸動脈を絞める技である。 試合ではよく見られる例として、背負投や一本背負投を掛け背後を見せた相手に対してその技を潰し送襟絞に攻めるケースがある〔山下泰裕 『山下泰裕 闘魂の柔道』 ベースボールマガジン社 1991年 ISBN 4-583-02931-4 〕。 また、下半身の使い方は両足で相手の下半身を制しながら絞める方法と、俯せの相手に対して上から回り込みながら絞める方法とがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「送襟絞」の詳細全文を読む
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