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逆ガル翼[ぎゃくがるよく]
逆ガル翼(ぎゃくガルよく)は、胴体から翼端への途中で上向きに曲がっている主翼。逆ガル、逆ガルウィング(inverted gull wing)。 途中から下向きに曲がったガル翼(原義は「カモメの翼」gull wing)とちょうど上下逆であることから、逆ガル翼と言う。 エンジン出力増加を活かせるよう直径の大きなプロペラを採用するためや爆弾や増槽などの取付けの作業性を向上させるために胴体を地面から離し、また主脚を短く軽く(同じ重さなら頑丈に、同じ長さなら地上高を高く)設計できる等の理由で採用された。 ドイツのJu87 シュトゥーカ、ソ連の爆撃機Yer-2、日本の航空機では九試単座戦闘機の試作一号機に採用された他、流星、アメリカでもF4U コルセアなどに採用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「逆ガル翼」の詳細全文を読む
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