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逆ポーランド記法(ぎゃくポーランドきほう、)は、数式やプログラムを記述する方法(記法)の一種。演算子(オペレータ)を被演算子(オペランド)の後(右)に記述することから、後置記法 (Postfix Notation) とも言う。 その他の記法として、演算子を被演算子の中間に記述する中置記法、前(左)に記述する前置記法(ポーランド記法)がある。 名称の由来は、演算子と被演算子の順序がポーランド記法の逆になっていることによる。 == 概要 == 例えば、「3 と 4 を加算する」という演算を、一般的に数式の表記に用いられる中置記法で記述すると、以下のようになる。 3 + 4 一方、逆ポーランド記法では、加算を表す演算子 + を、被演算子である 3 と 4 の後(右)に置いて、以下のよう記述する。 3 4 + 逆ポーランド記法による表現は日本語などSOV型の言語の文法とよく似ており、上式であれば「3 と 4 を加算する」とそのままの順序で読み下せる。逆ポーランド記法を使うForthの影響を受けているプログラミング言語Mindでは、上式を「 3 と 4 とを 足す 」と記述する。もう少し複雑な例として、中置記法による以下の式は、 (1 + 5) * (2 + 3) 逆ポーランド記法で記述すると以下の通りとなる。 1 5 + 2 3 + つまり、逆ポーランド記法では後で使われる演算子ほど、右に位置することになる(ポーランド記法では逆になり、左に位置する演算子ほど後で使われる)。ちなみに上式を日本語で読み下すと「1 と 5 を足したものに 2 と 3 と足したものをかけ合わせる」となる。 その他、逆ポーランド記法の特徴として括弧の使用法やデリミタの必要性などがあるが、これらについてはポーランド記法と同様のため、そちらの項を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「逆ポーランド記法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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