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玉の輿[たまのこし]
玉の輿(たまのこし)とは、女性が金持ちの男性と結婚する事で、自分も裕福な立場になる事。男性が金持ちの女性と結婚する場合は、俗に「逆玉(ぎゃくたま)」と呼ばれるが、諺(ことわざ)の本来の事実からすれば、間違った使い方である(実際、歴史学者は、逆玉という言葉を否定している)。 英語では“''(get the) trophy husband''”〔この逆の表現ももちろんある。男性が手に入れて周囲の羨望の的となる若い美人妻は''trophy wife''。〕。 == 語源 ==
=== お玉説 === 江戸時代のお玉という女性のことだとする説がある。八百屋の娘として産まれたお玉は、三代将軍徳川家光の側室となり、五代将軍となる綱吉を産んだ。綱吉が将軍となった後に、官位は従一位となったが、これは春日局の従二位すら超えており、女性としては最高位である。八百屋の娘が将軍の側室となることによってそのように登りつめたことより、玉の輿の語源はこのお玉だというものである。しかし、これは俗説である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「玉の輿」の詳細全文を読む
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