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逆行態[ぎゃっこうけい]
逆行形(ぎゃっこうけい、英語:inverse form)は、他動詞節の被動者項の有生性が、動作主項の有生性よりも高いことを示す動詞の形式。被動者項の有生性が動作主項の有生性より低い場合は順行形(じゅんこうけい、direct form)が用いられる。 == 例 == 典型的な例は北米のアルゴンキン語族に見られる。アルゴンキン語族では、「二人称>一人称>三人称近接形 (proximate)>三人称疎遠形 (obviative)」の階層の中で、被動者項が動作主項よりも左側にある場合に、逆行形が用いられる。 : : (1)では、見られる「彼」が見る「私」よりも階層の左にないので、順行形が用いられている。(2)では見られる「私」が見る「彼」よりも階層の左にあるので逆行形が用いられる(例はフォックス語、Comrie 1989: 129)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「逆行態」の詳細全文を読む
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