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通りぬけフープ (とおりぬけフープ)は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具のひとつ。 == 概要 == 黄色いフラフープをかたどった道具。これを壁面に貼り付けると、フープ内蔵の空間原子分解装置から電波が発生し、通り抜ける壁の原子をゆらして穴を開け、そのままフープをくぐってその壁の向こうへ抜けることができる。壁の向こう側の出口にもフープが付いており、フープを取り外すと元の壁に戻る。 『ドラえもん のび太の日本誕生』では、時間犯罪者であるギガゾンビが「通りぬけフープ」の通路をねじ曲げて、出口を別の場所へとつなげている。また、ひみつ道具の「ルームガードセット」も通りぬけフープの使用の妨害を可能としている。 通りぬけフープは、『小学一年生』1974年2月号掲載の短編作品「ぬけあなフープ」にて、「ぬけあなフープ」という名称のひみつ道具として初登場した。しかしこのエピソードを単行本に収録する際に、作品名および道具名を「通りぬけフープ」へと変更している。後述の「ぬけ穴フープ」とは異なる。 『2112年 ドラえもん誕生』では量産の黄色ドラえもん達が「どこでもドア」を使う中、元のドラえもんは通り抜けフープを使い、建物から出て水面へ落下してしまう。 『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』には、超大型の「通りぬけフープLLサイズ」が登場する。 ドラえもん映画作品ではタケコプター、どこでもドアに次いで、登場回数の多い道具である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通りぬけフープ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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