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通信機能抑止装置[つうしんきのうよくしそうち]
通信機能抑止装置(つうしんきのうよくしそうち)とは、無線通信を通信妨害するための無線設備である。通信抑止装置、電波抑止装置などとも呼ばれる。特に携帯電話やPHSの通信をジャミングするための無線設備を指してこう呼ぶことが、ほとんどである。 ==概要== 劇場、コンサートホール、映画館などでは、開演中に携帯電話の着信音等が鳴り響くと、観客が演劇、演奏、映画などを鑑賞する邪魔になり不快感をあたえたり、公演進行の妨げになることもあるので、場内では携帯電話の電源を切ることが呼びかけられている。 しかし、意図してこれを守らない観客や悪意がなくても携帯電話の電源を切り忘れる観客がいる場合もあり、場内の携帯電話すべてについて着信音が鳴らないようにすることは困難である。 携帯電話が使用する周波数の妨害電波を発射できれば携帯電話の通信を妨害するので、場内にあるすべての携帯電話の着信音が鳴ることを確実に防止することができる(ただし、通信を要しない携帯電話のアラームについては防止出来ない。)。同じような理由で、患者の安静のため静粛を必要とする病院においても同様の効果が期待される。 また、データセンターなどにおいて、機密情報の厳重な保護を必要とする場合、外部との通信を遮断し、情報の流出を防止することができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通信機能抑止装置」の詳細全文を読む
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