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快速列車(かいそくれっしゃ)とは、鉄道において急行料金などの速度に対する対価としての料金は要しないが、途中駅の一部または全部を通過し、主要駅のみに停車することで目的地駅への速達サービスを提供する列車である。 ここでは特に断りがない限り、日本における快速列車を主題として解説している。また、「通勤快速」など「快速」の名がつく派生種別についても扱う。 == JR == JRグループの旅客営業規則においては普通列車の一種であり、急行料金が必要となる急行列車(優等列車)に対して料金不要で乗車できる種別である〔例えば、JR東日本旅客営業規則旅規第3条(5) 、JR東日本〕。 快速列車であっても、各駅に停車する区間においては「普通」と案内される場合がある。例えば、京阪神地区の東海道・山陽本線(琵琶湖・JR京都・神戸線)や、常磐線中距離列車(普通列車)の快速は、快速運転区間においては「快速」、各駅停車となる区間は「普通」として案内されている。これらの快速は市販の時刻表では「快速」の表記がなく、普通列車の扱いである〔各出版社の時刻表の当該路線のページを参照。〕。JTBパブリッシング発行の時刻表では東海道本線・山陽本線の当該区間に「京都 - 西明石間は快速停車駅のみ掲載(列車種別の表記がないものはこの間快速で運転)」との記載があり、また交通新聞社発行の「JR時刻表」では欄外に「京都 - 西明石間は快速停車駅を掲載しています」との表記がされている。また、JR京都線・神戸線の全列車を掲載している携帯全国時刻表などでは「快速」として掲載している。 変わった例として、湘南新宿ラインでは、横須賀線( - 宇都宮線)系統の列車が停車する西大井駅・新川崎駅・保土ヶ谷駅・東戸塚駅を東海道本線( - 高崎線)系統の列車が通過するため、後者は東海道本線の普通列車に相当する停車駅ながら「快速」として運転される。 また、北海道のローカル線を中心に、時刻表や旅客案内上は快速の表記がされていなくても、一部の駅を通過する普通列車が運行されている線区がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「快速列車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eilzug 」があります。 スポンサード リンク
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