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通化事件[つうかじけん]
通化事件(つうかじけん)とは、1946年2月3日に中国共産党に占領されたかつての満州国通化省通化市で中華民国政府の要請に呼応した日本人の蜂起と、その鎮圧後に行われた中国共産党軍(八路軍)および朝鮮人民義勇軍南満支隊(李紅光支隊、新八路軍)による日本人及び中国人に対する虐殺事件。日本人3000人が虐殺されたとされている。中国では通化"二·三"事件〔吕明辉:《通化"二·三"事件》 (世界知识出版社, 2006)。〕などと呼ばれる。 == 当時の中国共産党軍と朝鮮人民義勇軍 ==
当時、先に進駐していた朝鮮人民義勇軍(李紅光支隊)と延安からの正規の中国共産党軍を中共軍または八路軍と包括的に呼称した。ただし、中ソ友好同盟条約によって満州で中国共産党が活動することは許されていなかったため、東北民主連軍などと称していた。元朝鮮人日本兵や現地の朝鮮人などで構成されていた朝鮮人民義勇軍は新八路軍や朝鮮八路とも呼称され、「36年の恨」を口にしながら暴行・掠奪・強姦・処刑を行った〔松原 (2003)、99頁。〕〔松原 (2003)、106頁。〕。一方で、正規の中国共産党軍は、朝鮮人民義勇軍に比べ、軍規が厳しかった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通化事件」の詳細全文を読む
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