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経済産業省登録システムインテグレータ(けいざいさんぎょうしょうとうろくシステムインテグレータ)とは、日本の経済産業省により審査され「情報処理サービス企業等台帳」に登録された企業である。 かつては経済産業省認定システムインテグレータ(けいざいさんぎょうしょうにんていシステムインテグレータ)と呼ばれていた。また、2001年1月5日以前は、通商産業省認定システムインテグレータ(つうしょうさんぎょうしょうにんていシステムインテグレータ)と呼ばれていた。 == 概要 == 経済産業省では、「システムインテグレーションサービス」を「情報システムの企画から構築、運用までに必要なサービスを一括して提供するもの」〔経済産業省商務情報政策局2009年9月。〕と定義している。顧客の依頼に基づき、このようなシステムインテグレーションを一括請負する企業のことを、一般に「システムインテグレータ」と呼称する。 システムインテグレーションを一括して請け負う場合、ソフトウェアの技術的な知識は当然として、ハードウェアやネットワーク、さらに業務内容を含めた広い範囲に及ぶ知識が必要とされる〔。さらに、プロジェクトマネジメントやリスクマネジメントなど、さまざまな事象を管理・運営するマネジメント能力が不可欠である〔。加えて、システム開発終了後も、システム保守が発生することから、顧客との取引は長期に及ぶと予想され、ある程度安定した経営状況が必要となる〔。 しかし、システムインテグレーションを発注する顧客からみると、企業がこれらの水準を満たしているか判断するのは容易ではない。特に情報通信業と全く異なる業界の顧客にとっては、システムインテグレーションになじみのないことも多く、発注に際しての企業選定は困難を極める。そのため、経済産業省では、システムインテグレーションに必要なこれらの能力を兼ね備えた企業を登録し広く公開することで、情報システムに投資する顧客に利便性の向上と、システムインテグレータの健全な発展を企図しており、国民生活の向上への寄与を目的としている〔情報処理サービス企業等台帳に関する規則第1条。〕〔経済産業省商務情報政策局情報処理振興課「SI登録・SO認定」『SI登録・SO認定 』経済産業省。〕。 なお、システムインテグレーションだけでなく、システムオペレーションに関する分野についても、経済産業省が「経済産業省認定特定システムオペレーション企業」を認定する類似制度が存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「経済産業省登録システムインテグレータ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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