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通州事件[つうしゅうじけん]
通州事件(つうしゅうじけん)とは、1937年(昭和12年)7月29日に中国の通州(現:北京市通州区)において冀東防共自治政府保安隊(中国人部隊)が日本軍の通州守備隊・通州特務機関及び日本人居留民を襲撃した事件〔中村 (1986)、pp.403-404〕。通州守備隊は包囲下に置かれ、通州特務機関は壊滅し、猟奇的な殺害、処刑が行われた〔。通州虐殺事件とも〔児島 (1984)p.71〕。 通州は北平(現:北京市)の東約30kmにあった通県(現:北京市通州区北部)の中心都市〔で、殷汝耕が南京政府から離脱して設立した冀東防共自治政府が置かれていた〔。
== 背景 == 通州事件の3週間前の7月7日には盧溝橋事件が勃発し宋哲元の第29軍と日本軍支那駐屯軍が衝突していた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通州事件」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tungchow Mutiny 」があります。
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