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通常動力型潜水艦[つうじょうどうりょくがた せんすいかん]
通常動力型潜水艦(つうじょうどうりょくがた せんすいかん)とは、原子力ではない動力を持つ潜水艦のことで、原子力潜水艦と対比される用語である。よってこの用語は原子力潜水艦の登場までは使われていなかった(レトロニム参照)。第二次世界大戦以前の潜水艦といえば、通常動力型潜水艦である。 == 動力 == 動力としては4ストロークディーゼルエンジンと、蓄電池と、電動機兼発電機の組み合わせが多い。これはディーゼル・エレクトリック方式と呼ばれ、燃費が良い上に大馬力を得られるため多くの潜水艦で採用されている。 ディーゼルエンジンは水上航行の他、水上や浅深度(シュノーケル使用時)で発電機を回し蓄電池を充電することに使用する。水中ではディーゼルエンジンの燃焼に必要な空気が潜水艦内部に限られるので、使用が制限される。その替わりに蓄電池に蓄えられた電力で電動機を駆動させることで推進力を得る。しかし電力消耗による充電や艦内の換気のためにも時々浮上する必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通常動力型潜水艦」の詳細全文を読む
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