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通気設備(つうきせつび)とは、重力式排水設備において排水トラップの水封を破壊せずかつ滞留させること無く排水するために、排水トラップ下流側配管を大気中に開放し空気を出入りさせる配管設備である。 ==通気方式== *ループ通気方式 : 2個以上の器具の排水トラップを保護するために、排水横枝管の最上流部の器具排水管接続部直後の下流側から通気管を立ち上げて、通気立て管または伸頂通気管に接続する。もしくは単独で大気に開放する。 設置する器具の個数や種類によっては、最下流の器具排水管接続部と排水立て管接続部間に逃し通気管を設置しなければならない。 日本で一般的に用いられている。 *各個通気方式 : 個別の器具排水管に各個通気管を立ち上げ通気横枝管に接続しそれを通気立て管に接続する。確実な動作が可能であるが、個別器具ごとに接続するため配管費用が高い。 *伸頂通気方式 : 通気立て管を設けずに、後述の伸頂通気管のみによる通気方式。上記2方式より通気性能が劣るため、条件付で認められる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通気設備」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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