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通行税[つうこうぜい]
通行税(つうこうぜい)とは、かつて日本において公共交通機関の利用者に対し、一定以上の運賃や料金に課された税金(国税、間接税)である。 == 概要 == 江戸時代においては関所において関銭が課せられた。しかし、明治維新に際して1869年(明治2年)に明治政府より旧来の関所が廃止されたため、旧来の関銭に相当する経費も廃された。 しかし、1905年(明治38年)に非常特別税の一部として旅客に課税された。 近年では通行税法(昭和15年法律43号)により課税されていたもので、主に、上等クラスの座席や寝台、船室設備の料金や航空運賃に対して、10 - 20%が課税され、料金に上乗せされていた。言い換えると、いわゆるぜいたく品に対して課税されていた物品税と同じ性格を持つ。 1989年(平成元年)4月1日の消費税の導入に伴い、物品税などとともに廃止された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通行税」の詳細全文を読む
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