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創造神[そうぞうしん] 創造神(そうぞうしん)とは、創造神話、あるいは宗教の教義で、その意志もしくは働きにより世界または宇宙、あるいは生命や人間を創造したとされる神、あるいはその創造を神格化した神。創世神(そうせいしん)、造化の神(ぞうかのかみ)などともいう。特に一神教では創造主(そうぞうしゅ)、造物主(ぞうぶつしゅ)ともいう。 唯一神教では唯一の「神」とは創造神であり、無から有を生み出した者と捉えられることも多い。多神教には創造神を考えるもの、人格的創造神を考えないもの(世界は神の意志や働きによらず"自然に"できたとする)、世界が完成される過程で働いた(有から有を、あるいは無秩序から秩序を生み出した)創造神を考えるもの、生命あるいは人間を創造した神を考えるもの、また男女一対の神がその他の神や万物の「親」となったとするものなど、様々な考えがある。単一神教では創造神を他の神と異なる超越的な神とする場合が多い。 ==一神教== 比較宗教学によればアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)では基本的に、神すなわち創造主が初めに存在し、世界は神の働きで無から造られたとされる。さらに生命も人間も、他の物から生じたのではなく神の働きで造られたとされる(旧約聖書創世記に描かれた天地創造)。キリスト教では、神は言葉(ロゴス)により万物を創成し、「神の言葉」であるイエス・キリストも初めに存在した者とされる(ヨハネの福音書など)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「創造神」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Creator deity 」があります。
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