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造田駅(ぞうだえき)は、香川県さぬき市造田野間田にある四国旅客鉄道(JR四国)高徳線の駅である。駅番号はT17。 駅名は「ぞうだ」と「た」は濁るが、地名は「ぞうた」と濁らない。 == 駅構造 == 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1番のりばが一線スルー。ここで特急列車の行き違いがよく行われる。駅がカーブ上にあることもあって、1番線は列車とホームとの間がかなり広く開いており、駅構内にはその旨注意事項がある。また、隙間の部分に黄色の回転灯が数カ所設置されている。 かつては、造田駅止まりの列車があったが〔JR時刻表1998年3月号467p,弘済出版社〕、1998年10月3日のダイヤ改正において同列車は廃止された(三本松駅まで延長運転〔JR時刻表1999年3月号469p,弘済出版社〕〔その後再設定された折り返し列車は一駅高松寄りのオレンジタウン駅で折り返している。〕)。この列車は車庫等に引き揚げるものではなく、2番のりばに停車し、十数分停車した後、当駅始発の普通列車となり高松へ折り返していた。 駅舎の高松寄りには保線車両留置用の線路及び資材置き場がある。 戦前は桑苗出荷、戦中は軍需輸送や兵士派遣、終戦後は生活物資、特に米の買い付けに来る「ヤミ商人」などで連日混雑を繰り返していたが〔長尾町史編集員会編『改訂 長尾町史』長尾町史編集員会、1986年9月1日、p.467-469〕、今日では住宅街に立地し、朝夕の通勤・通学に利用されている。一方、昼間の利用者数はかなり少ない。JR四国の経費節減のため2010年9月1日より無人化された。 かつては急行「阿波」が短期間ではあったが停車していた。〔〔時刻表1984年10月号195p,日本国有鉄道〕〔『改訂 長尾町史』p.469に「急行列車も三本停車する状況にあり」との記載がある。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「造田駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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