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逢坂剛 : ウィキペディア日本語版
逢坂剛[おうさか ごう]

逢坂 剛(おうさか ごう、1943年11月1日 - )は、日本の小説家推理作家東京都文京区生まれ。本名は中 浩正(なか ひろまさ)。父は挿絵画家の中一弥
== 人物 ==
幼少期に母が病死し、父子家庭で育つ。開成中学・高校を経て、中央大学法学部法律学科へ進学。学生運動たけなわの頃であり、司法試験受験は早々とあきらめ1966年に卒業、博報堂に勤務する傍ら、執筆活動を行う。17年ほど兼業した後、1997年に社屋が芝浦に移るのを機に31年勤めた同社を早期退職し、神田神保町にオフィスを構える専業作家となった〔〔。
17、8歳の頃から独習でクラシック・ギターを弾いていたが、大学時代に限界を感じる。そんな時、神保町のシャンソン喫茶で、サビーカスのフラメンコギターのレコードを聞いて衝撃を受け〔、カンテ・フラメンコを聴いてはまる。それがきっかけで本場のスペインにも興味をもち、1971年には2週間の有給休暇をとって初めて現地を旅行した〔〔。このことが影響し、作家になってからも『カディスの赤い星』をはじめとしてスペインを舞台にした作品を多く執筆している〔。また、オフィスにはギターがいくつも置かれているという〔。
2001年から2005年まで日本推理作家協会理事長を務めた。
愛棋家としても知られ、2008年4月に開幕した第66期名人戦七番勝負では、第一局を対局場となった東京都文京区にある椿山荘で観戦している。日本将棋連盟の会長を務めた米長邦雄とは、中央大学の同期生で旧知の間柄である。
古書と食に精通することでも知られ、行きつけのカレー店を『十字路に立つ女』など自身の作品にも登場させている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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