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連合アイデンティティ : ウィキペディア日本語版
連合アイデンティティ[れんごうあいでんてぃてぃ]
は、
複数の組織(情報システムの管理範囲)にまたがって利用できるようにしたアイデンティティ情報である。
いわば「連合した組織にまたがって用いられるデジタルアイデンティティ」もしくは「連邦化対応の(federated)デジタルアイデンティティ」であるが、定着した訳語は無い。
具体的には、ある組織の情報システムを利用できるユーザを、連邦化された別の組織においても利用できるようにユーザ認証の機能が連携するようにするほか、求めに応じて属性情報を送信できるようにする。

== 背景 ==
アイデンティティ情報の集中管理は、同じネットワーク内(あるいは同じ管理ドメイン下)でアクセスするユーザやシステムについて、情報セキュリティを確保するために行われる。
しかし、ユーザが外部のシステムにアクセスすることが多くなり、外部のユーザが内部システムにアクセスすることも多くなってきた。
このため、組織間(管理ドメイン間)のアイデンティティ管理を連携させる必要性が生じた。
ちなみに、先行していたPKI(公開鍵暗号基盤)技術に基づいても、ドメイン横断(cross domain)証明書を発行して連携させることはできたが、PKI技術自体が普及していなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「連合アイデンティティ」の詳細全文を読む



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