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イギリス独立党(イギリスどくりつとう、、略称: UKIP, ユーキップ〔 UKIP: pronunciation in American English in Oxford dictionary(US) 〕)は、欧州懐疑主義を掲げるイギリスの右翼政党。連合王国独立党〔若松邦弘 自由主義右派の政党組織化 ―連合王国独立党(UKIP)の展開と政党政治上の意味― 東京外国語大学国際関係研究所 国際関係論叢 Vol.2 no.2 pp.115-158 2013年7月31日 〕、英国独立党〔英国の世論調査、反EU政党の支持率が1位に Reuters 2014年1月20日〕とも訳される。党首は欧州議会議員のナイジェル・ファラージ。 == 概要 == イギリスの欧州連合からの脱退を主な目的としている。UKIPは2014年欧州議会選挙において24議席(対イギリス割当73議席中)を獲得した。2015年5月現在の上院においては3議席(779議席中)・下院においては1議席(650議席中)を有する。両院議員ともいずれも保守党からの離党して党に加わった。また、主要機関、町、行政区に370人(21,172人中)の評議員を擁している。2007年12月31日の時点で党員は1万5878人と発表している〔Electoral Commission database: UKIP Statement of Accounts, 31 December 2007 〕。 イギリスは再び、直接かつ唯一イギリスの有権者が責任を負う議会によって、有権者の必要に応じて定められた法律によって支配されるべきだというのが党の基本理念である〔UKIP Party Constitution 〕。 2004年欧州議会議員選挙では、UKIPは270万票(イギリス国内分の票の16.8%)を獲得し、欧州議会において12議席を得たが、2議席は詐欺疑惑の後に取り消され、1議員が内部抗争の末に離党している。 2005年イギリス総選挙では、UKIPは60万3298票(得票率2.2%)を獲得した。2008年4月に無所属の保守派議員であるボブ・スピンクが移籍してきたことで党は下院に初の議席を得たが〔Robert Winnett and Rosa Prince, "Tory rebel Bob Spink becomes Ukip's first MP" , ''Daily Telegraph'', 21 April 2008.〕、同年11月には再び無所属となった。 2009年欧州議会議員選挙では、UKIPはイギリス国内分のうち約17%の票を獲得し、英与党の労働党を抑えて2位に躍り出た。 2013年5月2日にイングランド・ウェールズで行われた2013年イギリス統一地方選挙では、保守党や自由民主党が議席を減らしたのに対して、8議席から147議席へと大幅に議席を増加させるとともに得票率も23%に増加し、得票率では自由民主党を上回った〔英国統一地方選:反EU政党が躍進 与党第1党は惨敗 毎日新聞 2013年5月5日、英国独立党が3位躍進 反EU姿勢掲げ 英国地方議会選 朝日新聞 2013年5月5日〕。 2014年にら2人の下院議員が保守党から移籍し、2015年イギリス総選挙では得票率(12.6%)において第3位となるが地盤が保守党と重複したことからカースウェルのみの再選にとどまった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イギリス独立党」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 UK Independence Party 」があります。 スポンサード リンク
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