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連接バス : ウィキペディア日本語版
連節バス[れんせつばす]

連節バス(れんせつバス、連接バスとも書く)とは、大量輸送のために車体が2連以上につながっているバスである〔まちがいだらけの「連節バス」? 〕。単なるトレーラーバスとの違いは、各車体間がで繋がれている完全固定編成になっており、自由に行き来ができることである。バス・ラピッド・トランジット(BRT)では、大量輸送のために連節バスを採用する事例も多い。
== 構造 ==

先頭車両の後ろに関節で複数台のバスが連結された構造で、通常は、先頭車両が前後2軸、中間および最後部の車両は後部1軸となっている。最後部車両にエンジンを持つものは、後部2軸となっている例(メルセデス・ベンツ・キャパシティなど)がある。各車両間には幌があり通り抜けることができる。
エンジンの配置は、先頭車両の床下にミッドシップエンジンとして置き後部車両を牽引するものと、最後部車両にリアエンジンとして置き中間・先頭車両を推進するものがある。従来は、安定性などの面から先頭車両にエンジンを配置するものが多かったが、車両のノンステップ化の推進により、最後部車両に置くものが多勢である。最後部車両にエンジンが設置された車両の場合、内輪差が通常のバスよりも大きいため、交差点などで旋回時に連接バスの旋回の内側に入る時は注意を要する。
欧州などでは有害物質を排出せず、運行経費が安いトロリーバス仕様の車種も多く見られる。
車両の全長は2車体連節でおおむね18m - 19mで、旅客定員は110 - 190人程度である。3車体連節の場合は約24 - 26m程度で約270人となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「連節バス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Articulated bus 」があります。



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