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関節式機関車[かんせつしききかんしゃ]
関節式機関車(かんせつしききかんしゃ、)は、通常主台枠に対して相対的に動くことのできる1つかそれ以上の走行装置の付いた蒸気機関車のことを意味する。これは全長の長い機関車が急カーブを走行できるようにするためのものである。関節式機関車は一般的に、森林鉄道、産業用鉄道、山岳鉄道などの急曲線のある路線で用いられ、あるいは標準的な曲線のある鉄道において非常に大きな機関車を走らせるために用いられる。 == 使用例 == 関節式機関車は多くの国で使用されているが、ヨーロッパの狭軌鉄道でとても一般的である。最大のものはアメリカ合衆国で開発されたユニオン・パシフィック鉄道4000形蒸気機関車(通称ビッグ・ボーイ)や車輪配置 2-6-6-6(アレゲニー)のH-8型で、これは蒸気機関車として史上最大のものでもある。 関節の方式には多くの異なったものがある。このうち、マレー式機関車とその単式の派生形がもっとも多く、これに次いでイギリスでほとんど製造されてヨーロッパやアフリカで広く用いられたガーラット式機関車があり、そしていくらかのギアードロコの方式があってこれは森林鉄道、鉱山鉄道や産業用鉄道で広く用いられた。他の多くの形式はわずかの成功しか収められなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関節式機関車」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Articulated locomotive 」があります。
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