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連 珍羚(れん・ちんりん、1988年1月31日 - )は、台湾出身の女子柔道選手である。階級は57kg級〔profile 〕。現在はコマツに所属〔部員紹介 〕。 ==経歴== 柔道は小学校3年の時に始めた。台北県立錦和高校に入学すると高校チャンピオンにもなった。 2008年には嘉納杯に出場して7位に終わったものの、その試合を見ていた山梨学院大学柔道部監督の山部伸敏に「日本で 練習すればもっと強くなれる」と声を掛けられたことで、山梨学院大学に柔道留学することに決めた〔〕。なお、妹の連珮如も姉を追って山梨学院大学に留学することになった〔全日本学生柔道体重別選手権 最終日 〕〔柔道部 選手紹介 〕。 2009年の世界選手権では7位となった。 2010年6月の全日本学生柔道優勝大会では山梨学院大学の優勝に貢献した。11月の広州アジア大会では3位となった〔。12月にはグランドスラム・東京に出場すると、準決勝で世界チャンピオンであるフォーリーフジャパンの松本薫にGSに入ってからの崩上四方固で敗れたものの、台湾の選手としてグランドスラム大会で初めてのメダルを獲得した〔〕。 2011年6月の全日本学生柔道優勝大会ではチームの2連覇に貢献した。12月のワールドカップ・チェジュでは国際大会初優勝を飾った。 2012年4月にはアジア選手権でも2位となったが、あと一歩のところでロンドンオリンピック出場権は得られなかった。10月の学生体重別では初優勝を飾った〔。11月のグランドスラム・東京では準決勝で自衛隊体育学校の平井希に燕返の技ありで敗れたものの、今大会2度目の3位入賞を果たした。 2014年春の卒業式では、大学の名声に寄与したとして創立者古屋賞が贈呈された。卒業後は実業団のコマツに所属することになった〔平成25年度大学・大学院・短大・同専攻科~山梨学院合同卒業式、学位授与式、修了証書授与式~ ~高梨裕稔投手と柔道部連珍羚選手に創立者古屋賞~ 〕。また、地元で開催されたアジアオープン・台北では、妹の連珮如とともに姉妹優勝を果たした。8月の世界選手権では3回戦で敗れた。 2015年6月にはグランプリ・ブダペストにおいて、台湾の選手として初めてとなるIJFワールド柔道ツアーでの優勝を飾った〔Budapest Grand Prix 2015 - Hungary 〕。8月の世界選手権ではコマツの谷本育実がコーチに付いたものの、2回戦で松本に小内刈で敗れた〔日台の異色タッグは2回戦敗退…連珍羚「悔しい」/柔道 サンケイスポーツ 2015年8月26日〕。グランドスラム・アブダビでは決勝まで進むも、韓国の金珍迪に指導3で敗れて2位にとどまった〔Dhabi Grand Slam 2015, U.A.E - DAY 1 〕。 IJF世界ランキングは1080ポイント獲得で15位(16/4/11現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「連珍羚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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