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連理木[れんりぼく]
連理木(れんりぼく、れんりぎ)とは、2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合したもの。自然界においては少なからず見られるが、一つの枝が他の枝と連なって理(木目)が通じた様が吉兆とされ、「縁結び」「夫婦和合」などの象徴として信仰の対象ともなっている。なお、違う品種同士で連理となる場合もある。 日本での記録として、『続日本紀』和銅5年(715年)3月19日条に、「美濃国が木連理(表記は原文ママ)と白雁を(朝廷に)献じた」と記述があり、早くから(後述の「語源」参照)日本でも献上品とされていた。この他、天平3年(731年)美作国から連理の木を献上したことが記され、祥瑞とされた〔『続紀』宝亀3年(772年)9月3日条、「山城国が祥瑞の木連理が見つかりました」と言上。宝亀4年(773年)12月25日条、備前国が言上。天応元年(781年)11月8日条、近江国が言上。〕。 == 語源 ==
* 白居易の『長恨歌』- ''在天願作比翼鳥、在地願為連理枝''(天に在りては願わくは比翼の鳥となり、地に在りては願わくは連理の枝とならん)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「連理木」の詳細全文を読む
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