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連鎖状態記述記号 : ウィキペディア日本語版
連鎖状態記述記号[れんさじょうたいきじゅつきごう]

連鎖状態記述記号(れんさじょうたいきじゅつきごう、記号: 오)とは、光吉俊二博士論文〔『音声感情認識及び情動の脳生理信号分析システムに関する研究(Research on the phonetic recognition of feelings and a system for emotional physiological brain signal analysis)』〕
で、これを日本機械学会が出版した『感覚・感情とロボット』〔『感覚・感情とロボット』福田収一(監修), 光吉俊二他(著), 工業調査会(日本機械学会編集), pp. 275-308, 2008年. 〕により詳しく、かつ修正されて掲載された오という記号、または演算子をいう。
同氏の論文では生理反応ホメオスタシスを連鎖状態記述して非線形線形にする手段として오という記号を使い連鎖状態記述を講じて演算している。よって、連鎖状態記述演算子ともいう。
これを論文では量連鎖記号と表現しているが、特許文章では連鎖状態記述記号(もしくはクオンタル演算子)とされている。この演算子初期の名称混乱から、発明者の名前を取り単純に光吉演算子と呼ぶこともある。
具体的には、反応速度が其々に異なる生理指標群と感情群の関係を感情地図として、このダイナミックモデルを数学として扱うために作られたこの演算子(記号)は、例えば一個のリンゴを二つにか分けることを考えて、二等分ならば、リンゴの質量を基準1として、0.5の質量になったリンゴの断片が二つに分かれた状態を式で表す場合
1÷2=0.5오0.5
と記述する。
この時の記号오を初期の論文では量連鎖記号とした。
一方、物理的には現実の二分割では、例えば、0,3と0.7のような場合もある。
1÷2=0.5오0.5=0.3오0.7...... 無限
となる。
そこで、0.5오0.5に0.3오0.7を内在させるため総和1に対しての오記号にスライダー表記特性を持たせ分割中心を連続移動とすることでこの問題を解決した。
よって、
1÷2=0.5오0.5
と表記することであらゆる連続性ポテンシャルを含むと定義する。
すなわち=を挟む両辺其々の総和を安定させた。
また、同氏の博士論文ではこの演算子にΣの記述手法を採用して、ab間隔を反応範囲の閾値とし、反応速度の変化(加速)を関数としてkにもたせることで、人体のホメオスタシスをシンプルな連鎖状態記述することが出来た。
また、微分を使わないで複雑な状態をシンプルな数式に落とすことに成功した。
この計算記述手法は現在、医学生理学に限らず、物理学経済学などへ応用する試みが起きている。
また、今後の課題として、この定義において
(1÷2)2=(0.5오0.5)2
をどうしたらいいのか? という課題がある。
これを記号にすると
(a÷b)2
そうなると総和aに対して二倍をなんとするのかが問題となる。
それが÷b状態の二倍なら二回となり、a÷bの量の二倍なら量となり、多様性を生むことが明確になる。
注意: 오は記号フォントがまだない為、フォント組み合わせツールを使い作製、本来は頭部スライダー部分は正円で少し小さめで、縦棒が長めになる。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「連鎖状態記述記号」の詳細全文を読む



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