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運玉義留[うんたま ぎるう]
運玉 義留(うんたま ぎるー)は、沖縄芝居に登場する架空の義賊。 石川五右衛門や鼠小僧とは異なり、モデルとなった実在の人物はいない。 == 概略 == 沖縄において、18世紀の初頭に活躍したと民話によって伝えられている。義留は農民の出身であり、初め按司の屋敷に奉公していた。しかし主人から「百姓のお前がいくらがんばっても、せいぜい地頭代(村長)がいいところだ」と言われたため、「大盗賊となって名を上げてやる」と一念発起し、油喰坊主(アンダクウェーボージャー)と一緒になって、西原町と与那原町の境にまたがる運玉森を拠点とする義賊となった。そのため「運玉義留」と呼ばれることになった。二人は王族や士族の家を狙って盗みに入り、奪った金品を貧民へ分け与えたとされている。また、盗みに入る際には日時を相手にあらかじめ告げるという特徴があり、義賊と同時に怪盗としての性質も備えている。追手から逃れるために水の中に潜って木で作った管で呼吸するなど、忍術のような技を駆使して大活躍した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「運玉義留」の詳細全文を読む
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