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過酸化銅[かさんかどう] 過酸化銅(かさんかどう)とは、銅と酸素から成る銅の酸化物のうち、組成式において銅よりも多くの数の酸素を含む化合物の総称。例えば CuO2、Cu2O3、CuO3 など。 == 概要 == 水酸化銅(II)などの銅化合物に過酸化水素を作用させると酸化銅(II) (CuO) よりも多くの酸素を含む銅酸化物が得られることは古くより知られていた〔例: Moser, L. ''Z. Anorg. Chem.'' 1907, ''54'', 121-40.〕。その構造は長い間議論の対象となっていたが、代表的な CuO2 については実験的、理論的な検討により銅(I)イオンとスーパーオキシドアニオンとの錯体 Cu+(O2)− として考えられている〔例: Hasegawa, J.; Pierloot, K.; Roos, B. O. ''Chem. Phys. Lett.'' 2001, ''335'', 503-509. DOI: 10.1016/S0009-2614(01)00091-4 〕 。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「過酸化銅」の詳細全文を読む
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