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道の駅南房パラダイス(みちのえき なんぼうパラダイス)は、千葉県館山市にある道の駅である。動植物園の「アロハガーデンたてやま(旧・南房パラダイス)」に隣接している。略称はナンパラ〔“南パラの売却先決まる 民間の資本投下で再生へ” 房日新聞 (房日新聞社). (2013年12月20日)〕。 == 概要 == 南房パラダイスは、1970年(昭和45年)10月に開園〔“南房パラダイス売却先決定 動植物園・常盤興産、宿泊施設・こがね”. 千葉日報(千葉日報社). (2013年12月22日)〕。敷地面積は約10.7haで、植物園(温室、フラワーパビリオン等)、動物園(動物広場等)、宿泊施設(いこいの村たてやま)等があった〔。 開設時は「千葉県道路観光公社」の所有していたが、1976年(昭和51年)に千葉県へ移管されて「千葉県観光公社」に管理運営を委託する形に変わった〔。 宿泊施設の「いこいの村たてやま」は1978年(昭和53年)に開業したもので、2004年(平成16年)に雇用促進事業団から千葉県が買収している〔。 2006年(平成18年)4月からは指定管理者制度を導入し〔、「株式会社オーシャンヴェール館山」に管理運営を委任されていた〔“南パラ 緑地財団が運営へ 10月までの7か月間” 房日新聞 (房日新聞社). (2012年3月22日)〕。しかし、東日本大震災の発生に伴う観光客激減で、運営が困難となったため、指定管理者としての契約は期限は2012年3月末までであったが、オーシャンヴェール館山は、指定管理の辞退を申し出て2011年(平成23年)9月からは、千葉県の管理下でのオーシャンヴェールによる委託運営となった〔。 2012年(平成24年)4月から2014年(平成26年)3月末まで、財団法人公園緑地管理財団(当時、現・一般財団法人公園財団)による運営委託となった〔。 2013年(平成25年)12月20日に、千葉県は、動植物園を柏市の不動産管理会社である「株式会社常盤興産」に、宿泊施設を館山市のホテル運営会社である「株式会社こがね」に、2014年(平成26年)4月1日に売却することを決定した〔。 なお、売却先選定の企画コンペで敗れた施設近隣のホテル・結婚式場業者の関係者が、選定に不正があった等として住民監査請求の手段を用い、選定のやり直しを求める等、譲渡を妨害する行動に出ていたが、住民監査請求については、2014年(平成26年)年4月16日に、ホテル・結婚式場業者の関係者の主張が根拠等がないものとしてすべて否定され、請求棄却の結論となった〔住民監査請求について 〕。 「株式会社常盤興産」が約3500万円で買収した約8.6haの動植物園施設を改装し〔中島章隆(2014年9月10日). “南房パラダイス:「千葉のハワイ」で再出発 旧県施設、館山で完成式典”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕、「アロハ・ガーデンたてやま」として2014年(平成26年)9月13日に新装開業した〔中島章隆(2014年9月14日). “アロハ・ガーデンたてやま:開園”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕。 その後、動植物園については、2014年(平成26年)9月13日に「アロハガーデンたてやま」〔アロハガーデンたてやま 〕として、宿泊施設については2014年(平成26年)12月6日に「たてやま温泉千里の風」〔たてやま温泉千里の風 〕として、それぞれ改装の上、再開業した。 また、約2.4haの敷地に建つ3階建て宿泊施設は「こがね」が約3700万円で買収して改装し、「千里の風」として2014年(平成26年)12月6日に新装開業した〔中島章隆(2014年12月16日). “千里の風:「南房パラダイス」民間施設に 営業スタート”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「道の駅南房パラダイス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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