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道岡秀彦[みちおか ひでひこ]
道岡 秀彦(みちおか ひでひこ、1876年(明治9年)11月15日〔『新編日本の歴代知事』102頁。〕 - 1924年(大正13年)11月15日〔『朝日新聞』(東京本社発行)1924年11月22日朝刊、7面の死亡広告より。〕)は、日本の内務・警察官僚。官選県知事。 ==経歴== 後の鹿児島県薩摩郡隈之城村西手(現薩摩川内市)出身〔。道岡要介の長男として生まれる〔『新編日本の歴代知事』567頁。〕。第一高等学校を卒業。1903年、京都帝国大学法科大学を卒業。司法官試補となるが、1905年、逓信省に転じ鉄道局属となる。1906年11月、文官高等試験行政科試験に合格した〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』188頁。〕。 以後、臨時鉄道国有準備局事務官兼逓信省書記官、青森県事務官・警察部長、千葉県事務官・警察部長、岡山県警察部長、大阪府警察部長、警察講習所長などを歴任〔。 1919年4月、青森県知事に就任。学校教育の向上などに尽力。また、初めて県庁に自動車を導入した〔。1921年3月、静岡県知事に転任。県立図書館の設置、土木事業の実施、産業振興などに尽力。関東大震災時の県内被災者の救済対策にも万全を期して臨んだ。人情味厚い人柄から県民の信頼を得る。1924年6月に休職となる〔。その後、夫婦で欧州に旅行するが、同年11月にロンドンで病死した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「道岡秀彦」の詳細全文を読む
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