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道後温泉本館 : ウィキペディア日本語版
道後温泉本館[どうごおんせんほんかん]

道後温泉本館(どうごおんせんほんかん)は、愛媛県松山市道後温泉の中心にある温泉共同浴場。別名・愛称は坊っちゃん湯
戦前に建築された歴史ある建物(近代和風建築)で、街のシンボル的存在であり、1994年に国の重要文化財(文化施設)として指定された。共同浴場番付において、東の湯田中温泉大湯と並び西の横綱に番付けされているほか、2009年3月、ミシュランガイド観光地)日本編において2つ星に選定された。2009年、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定。
== 建築 ==

以下の4棟が「道後温泉本館」の名称で国の重要文化財に指定されている〔平成6年12月27日文部省告示第151号〕。
*神の湯本館棟(かみのゆ ほんかんとう) - 1894年(明治27年)建立。坂本又八郎の設計施工。3階建で、1階を脱衣場、2階を大広間、3階を客室とする。屋上に宝形造の塔屋(振鷺閣)を付す。3階の北西端には夏目漱石が使用した「坊っちゃんの間」がある。
*又新殿・霊の湯棟(ゆうしんでん・たまのゆとう) - 1899年(明治32年)建立。坂本又八郎の設計施工。皇族の入湯用に建てられたもので、2階に「玉座の間」がある。
*玄関棟 - 1924年(大正13年)建立。
*南棟 - 1924年(大正13年)建立〔建物の説明は、文化庁文化財部「新指定の文化財」『月刊文化財』376、第一法規、1995、pp.35 - 37、による。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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