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道灌山[どうかんやま]
道灌山(どうかんやま)は、東京都荒川区西日暮里四丁目にある高台である。上野、鶯谷、田端、王子へ連なる台地の一際狭く少し高い場所にある。名称の由来は江戸城を築いた室町時代後期の武将・太田道灌の出城址という説、鎌倉時代の豪族・関道閑(せきどうかん)の屋敷址という説がある〔3. 道灌山遺跡 - 荒川区管理部〕。 == 歴史 == 古くは西は富士山、東は筑波山が見える景勝地であった〔むかしまち地名辞典 森まゆみ著〕。江戸時代には、薬草の採集地として、また、虫の音の名所としても知られていた〔。 明治時代には、この台地を訪れた正岡子規が「山も無き 武蔵野の原を ながめけり 車立てたる 道灌山の上」と、ここからの眺望を短歌に残している〔。 また、余命が短いことを悟った子規が高浜虚子を誘い出し議論をした挙句、決裂したのはこの高台にある茶店でのことであった〔子規居士と余 高浜虚子(青空文庫)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「道灌山」の詳細全文を読む
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