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『達人王』(たつじんおう)は、東亜プランが1992年に発売したアーケードゲーム用縦スクロールシューティングゲームである。キャッチコピーは「達人を越えて王となれ」。 ==概要== 全6面で、クリアすると次周回へループする。ループするたびに敵弾速度、弾幕密度、敵の耐久力が上昇し高難易度化していく。 敵の耐久力が高い、高速で自機をどこまでも追尾する敵編隊、自機当たり判定が大きいうえで取り囲むように放たれる敵弾幕など、全体的に難易度は非常に高く、1周目でもノーミスクリアはおろか、1コインクリアも非常に難しい。さらに1人プレイでは、ミスすると最後に通過した復活ポイントまで戻される戻り復活を採用しているため、1週クリアする場合は1度ミスした時に打開する知識と技術が求められ、後半面では復活パターンを構築が必須となる。また、短いステージでもクリアまでに7、8分かかるなど、1ステージあたりの時間が長いことでも知られ、持続した集中力も要する。 日本国外版でのタイトルは「TRUXTON II」で、難易度が下げられている。日本国内版と基板は共通であり、基板上のジャンパで判別している。 前作『TATSUJIN』とはスピードアップやパワーアップ系統が3種類ある点(赤:最大全方位6方向へのナパームショット、青:ホーミングレーザー、緑:前方に対するワイドショット)などは共通するものの、多くの点で別路線のゲームに仕上がっている。2人同時プレイ可能で、途中参加もできる。 音声出力はモノラルだが、プログラム的にはステレオで収録されており、2011年11月発売の「東亜プラン シューティング クロニクル」ではステレオサウンドを聴ける。 ゲーメストの1999年3月30日号で1000万点が達成された。到達面は8周目の2面。 グラディウスIVの1000万点やはちゃめちゃファイターの1億点といった困難とされている記録もともに2年足らずで成し遂げられており、ループゲームでトッププレイヤーが1000万点達成までに8年も掛かっていることが高難度の証左でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「達人王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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