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達磨山[だるまやま]
達磨山(だるまやま)は静岡県沼津市と伊豆市との境界にある982mの山である。 山名は、座禅した達磨大師に似ていることに由来している〔。天城山の万二郎岳、万三郎岳に対し、長男天狗の棲家であったという伝説から、万太郎(番太郎)の名もある〔。 箱根の十国峠と比して十三国峠とも呼ばれる〔天与の森 天城山のいま16=達磨山“鹿が整備”日本一広い登山道(天城自然ガイドクラブ会員 木村正) - 伊豆新聞ウェブサイト、2015年06月07日〕〔達磨山山頂の記念碑より、1978年建設〕。十三国とは、安房国、武蔵国、相模国、甲斐国、信濃国、伊豆国、駿河国、遠江国、三河国、尾張国、美濃国、伊勢国、伊賀国の13の令制国のこと〔〔。 == 火山として == 約100万~50万年前〔達磨山北(だるま山高原レストハウス) - 伊豆半島ジオパーク〕の火山活動で形成された大型の達磨火山が、大きく侵食されて残った峰の一つが達磨山峰である。この峰は達磨火山の現在の最高地点であるが火口があった地点ではなく、かつての山頂は浸食の激しい西側斜面方向にあったと考えられている〔伊豆の大地の物語 - 静岡大学 小山真人〕。北西側には井田火山と大瀬崎火山に接している。 このように、達磨火山は開析が進んで火口などを失い、近傍では火山のように感じないが、北部の海岸などから眺めると、現在でも大型火山特有のなだらかな裾野を持っていることが見て取れる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「達磨山」の詳細全文を読む
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