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電気ストーブ[でんきすとーぶ]
電気ストーブ(でんきストーブ)とは灯油やガスなどの燃料の代わりに電気を熱エネルギーに変えて利用するストーブの一種である。カーボンヒーターやオイルヒーターなども電気ストーブの一種である。簡単な構造であるため一般に軽量・かつ小型化されたものが多い。そのため、台所や勉強部屋・あるいは店舗のレジの近くなど特定の狭い箇所で暖を取るために使われる場合が多い。 == 解説 == 電気を導電性の発熱体に流し、熱エネルギーに変換して放散させる機構を持つ。電気ストーブは灯油やガスなどの燃焼を伴わないので室内の空気を汚染せず、換気の必要がないという利点がある。欠点としては同じだけの暖房効果を得ようとした場合に石油ストーブなどの燃焼方式のストーブやヒートポンプ式のエアコンに比べ、ランニングコストが数倍かかる点である。このため1kW内外の部分暖房機器として用いられるのが一般的であり、小型でも数キロワットもの発熱がある石油ストーブやエアコンと比較すると部屋全体を暖めるという目的には向いていない。 地震などの対策として転倒感知スイッチが装備されている場合が多い。何らかの要因で電気ストーブ本体が転倒した場合には通電が切れるようになっており、火災の発生源となる事を防ぐ仕組みになっている。 電気ストーブを大きく分類すると赤外線を放射させる輻射式、温風を吹き出す温風式、空気を温めて対流を起こさせる対流式の3つに分けることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電気ストーブ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Electric heating 」があります。
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