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遠隔医療(えんかくいりょう.telemedicine)とは医師と患者が距離を隔てたところでインターネットなどの通信技術を用いて診療を行う行為。遠隔診療。細かく見ると「遠隔診断」と「遠隔診察」とに分けられる。 導入に当たっては、診断に不可欠な医療データ、端末や機器、そして薬品等を揃え、読影等が可能な医師の確保等をすることが正確な診療を行うために必要不可欠である。離島、僻地など、場所に限らず等しく診療を受ける事ができれば距離移動を行う無駄が省ける。 また、医者が行かなくても僻地で診療が行えるため、医師不足解消の方策としても期待される。 伝統的に郵便を通じてこの種の医療行為は行なわれていた。また、アフリカの村では重病の場合、村から離れるよう警告の狼煙をあげた。 ==政府の取り組み== 総務大臣及び厚生労働大臣の共同懇談会である「遠隔医療の推進方策に関する懇談会」(総務省、厚生労働省、経済産業省)が開催され、平成20年7月の中間とりまとめ〔http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0731-14.html 遠隔医療の推進方策に関する懇談会 中間とりまとめ 平成20年7月31日〕が発表された。地方における医師不足等が指摘されている状況を踏まえ、地域医療の充実に資する遠隔医療技術の活用方法と、その推進方策について検討したものである。5つの提言がなされている。 また、情報技術を活用した今後の望ましい医療の実現を目指して、厚生労働省は遠隔医療の基盤となる医療分野の情報化の推進について、さまざまな施策を講じている〔http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/johoka/ 医療分野の情報化の推進について〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遠隔医療」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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