翻訳と辞書
Words near each other
・ 遺伝子活性
・ 遺伝子活性化
・ 遺伝子流動
・ 遺伝子環境
・ 遺伝子産物
・ 遺伝子異常
・ 遺伝子疾患
・ 遺伝子病
・ 遺伝子療法
・ 遺伝子発現
遺伝子的多型
・ 遺伝子相互作用
・ 遺伝子相関
・ 遺伝子破壊
・ 遺伝子移入
・ 遺伝子突然変異
・ 遺伝子系図
・ 遺伝子系譜学
・ 遺伝子系譜学国際協会
・ 遺伝子組み換え


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

遺伝子的多型 : ウィキペディア日本語版
多型[たけい]
多型(たけい、また多形、あるいは多形性:英語 polymorphism)とは、生物において、本来同一であるはずのものが不連続的に異なった形態を示すことを指す。たとえば同一種の個体間で形態が異なる場合や、個体の中に複数の同一の器官があって、それらの間に差異がある場合などがある。
特に、2通りに分かれる場合が多く、その場合二形(性)という。
多型は表現型多型と遺伝的多型に分けられる。表現型多型とは二つ以上の異なる表現型が同じ種の集団の中に存在する状態を指す。遺伝的多型とは同じ生物種の集団のうちに遺伝子型の異なる個体が存在すること、またはその異なる遺伝子DNA配列のことをいう。
== 表現型多型 ==
真社会性の動物であるアリのカースト制は表現型多型の典型例である。このような多型は非常に一般的に見られる。それは生物多様性遺伝的変異適応に関連して維持されている。多型の他の代表例は、昆虫、ほ乳類や鳥類に見られる性的二形である。蝶の模様(擬態も参照)、蛾の羽の形、カタツムリの貝の形状、人の血液型なども多型の典型であり、また個体群密度の変化によって生じる相変異なども多型である。多型は進化的プロセスの結果として生じる。多型は遺伝し、選択によって修正される。同じ遺伝子型が異なる表現型の多型を生み出す場合、その性質を表現型の可塑性という。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多型」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polymorphism (biology) 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.