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那智勝浦町(なちかつうらちょう)は、和歌山県東牟婁郡の町である。ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野エリアにあたっており、紀伊半島でも有数の観光地として多くの観光客が訪れる。 == 地理 == 那智勝浦町の東側は海に接しており、その海岸線は典型的なリアス式海岸によって構成されている。そのため入りくみが激しく、また気候が黒潮の影響で温暖なので、町内には天然の良港がいくつか存在する。特に勝浦の港は海が狼煙半島に囲まれた入江の中にあり、さらにその入口に中ノ島という島があるために、その奥にある港には海からの荒波がまったく来ない。こうした条件のために、南紀では随一といわれるほどのよい港となっている。この勝浦の港の一帯には温泉も湧出している。 串本町との境には八郎山(標高250m)が、新宮市との境には那智山の一角をなす烏帽子山(標高909m)、光ヶ峯(標高686m)などがある。那智勝浦町の西側一帯の山岳地帯、特に熊野信仰の聖地のひとつである那智山の一帯は観光地として名高く、多くの観光客が訪れる。 また、妙法山の色川小麦峠は色川富士見峠と呼ばれ、那智勝浦町によると最も遠くから富士山が見える場所(富士山頂からの距離は322.9キロで、一番遠く最も西にある)とされる〔富士山、関西から見えた 3年がかりで撮影成功 1 、2頁 、図画 日本経済新聞2013/6/9、日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2013年6月5日付〕〔日経サプリ with TBS : 月夜の富士山、奈良で撮った 遠望の限界に挑む 2014/1/3 6:30〕〔富士山、見える範囲広がった? 都心からの観測は増加 - 環境 asahi.com(朝日新聞社)2010年4月5日〕〔富士山が見える最遠の地 和歌山県那智勝浦町観光産業課 〕。 粉白地区に流れる二級河川のぶつぶつ川は、全長13.5mで、法で指定された河川としては日本最短である。 * 山:妙法山、烏帽子山、光ヶ峯、八郎山 * 河川:那智川、太田川 * 湖沼:ゆかし潟 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那智勝浦町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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